市の職員の発達の専門家が小学校に視察に来るという話で、小学校の先生から電話があり、長男も見てもらうことを希望するか、とのこと。聞けば、対象となる生徒のクラスの授業を視察したり、休み時間に話しかけたりして、日常生活の中で発達の特徴を観察してくださるとの事。保育園でもそういう事をやっているという話は他のお母さんから聞いていたので、すっと理解ができました。(いずれも横浜市の話)
限られた時間でも、普段の様子を専門家が見たらどうなのか知りたかったので、お願いをすることにしました。先生経由でフィードバックを教えてもらいましたが、指摘されたのは2点。
・「きちんとしている」事へのこだわりが強そう。
・感覚鈍麻の傾向があるかもしれない。
前者は、小さい頃から予定変更を嫌がったり、保育園で言われた明日の持ち物をよく覚えていてリマインドしてくれたり、学校の先生に言われたことに妙に固執したり、最近顕著な上手くできないならやらないということであったり。。その発達の専門家はどんなやり取りで一瞬にしてそれを見抜いたんだろうか、と思いつつも、なるほどね、という感じでした。もっとも、片付けはできないし、手洗いうがいなんかもいい加減。食事もキレイに済ませるタイプではないし、字もきたない。そんな日頃のいい加減なところに掻き消されてしまって、彼の「きちんとしたいポイント」は全く分かりませんが。
それでも、親として考えていくべきは、この「きちんとしたいポイント」を上手くコントロールして良いところを伸ばしてあげることだということが分かったので、なんだかスッキリ。
一方で感覚鈍麻。なんだそりゃ!?というところからでした。色々ネットで調べて、なんとなく分かったかな。。という状況。例えば↓など参考になりました。
https://junior.litalico.jp/column/article/091/
そう言われてみれば、なるほど、という感じではあります。見えないフラフープの話も症状の一つかもしれない。もうすぐ8歳になるのに抱っこがとにかく好きだったり、すぐに飛びついてきたり。帰宅途中などに甘えるつもりが、強くしがみついてしまって私が転びそうになったり。学校でも、木琴のバチをとても強く握り、充分音は出ているのにものすごく強くたたいてしまう、ということがあったと聞きました。感覚として充分だとのフィードバックが脳に来ない。だから強く(近く)なってしまう。つまり、今の強さでないと本人は不安になるということ?そう思うとどう解決に導いてあげたら良いの??
まだ診断が出たわけではないので、ちゃんと検査をしてもらって、診断が出れば、専門家のアドバイスをいただきながら考えていこうと思っています。
いずれにせよ、専門家の目線が入ることによって、長男の特徴をより具体的に捉えることができたように思います。自分たちだけで考えることの限界をまた感じた出来事でした。