なんくるない 〜たくさん話して一緒に考えて〜

我が家の長男、なんか他の子供と違うかも。成長がゆっくりなのかも。と思ってから今日までの日々の記録

ある日突然、算数の問題が解けない。。

学校でほとんど勉強をして来ない(授業を聞く気がない、テストも白い部分が多い、宿題もやる気がない)ので、週末に家で夫が勉強を見ています。その気になればそれなりに出来はするので、(その是非は一旦おいておいて)とりあえず学校の授業が意味不明にならない程度にフォローする目的で。その成果あり、いわゆる100マス計算などはゲーム感覚で結構なスピードで出来るようになっていました。

ところがある日、夫からちょっと、と呼ばれて行くと、簡単な足し算ができなくて止まってしまっている、と言うのです。

6+3、6+4 まではまだ良い。その先繰り上がりが出てくると、パタッと手が止まってしまう。指で数えても良いよ、と言っても動かない。

その前日には、20からのカウントダウンが苦手みたいで引き算ができない、という話もあり、ちょうど、じゃあこれからあと何秒でやろうという時は10秒ではなく20秒から口に出してみんなでカウントダウンするようにしよう!そうしたら一瞬で覚えるから。という話をしたばかりでした。これも、本当に前から苦手だった??と半信半疑だったのですが、とうとう8+6を15、9+4も15と書く状態に。1から順に数えてみてもらうと、カウントアップでも一部数が抜ける。。。

これはなんだ???勉強がやりたくないからわざとできないふりをするような器用な(?)子ではない、というのは夫と私の共通認識。ならば本当に何かが理由で数えられない。すぐに思いついたのはストレスでした。本人はとにかく勉強が嫌で、中でも教えられることが中心の算数(計算の仕方など)や漢字が嫌いという話は以前から聞いていました。ならば一旦計算問題は棚上げ。しばらく好きな読解問題などだけをやることにしてみよう、と夫婦で話し合いました。

そんな折、電車に乗る機会があり、あと何駅で降りるか長男が訊ねてきたので「〇〇駅で降りるよ、あそこに路線図があるからあと何駅か数えてきて〜」と軽〜く促してみました。すると造作なく14駅、数えられるのです。やっぱり。勉強するという環境が嫌なんだろうと確信しました。

ちょうどタイミングよく、兼ねてから通いたいと言っていた公文に通い始めていました。公文の教室では、原則として本人のレベルに合わせて用意してあるプリントを自分でやり、採点してもらって宿題を受け取って帰ってきます。大人から教えられずとも解ける問題ばかりで性に合っていたのか、楽しそうに通い始めていました。親としては、算数ストレスが解消されてきたことを知る指標が欲しかったので、公文だけは学習のペースは下げてもらって算数も継続するということにしました。

果たして。。。

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