なんくるない 〜たくさん話して一緒に考えて〜

我が家の長男、なんか他の子供と違うかも。成長が凸凹?なのかも?と思ってから今日までの日々の記録

母はサンドバッグ!?

最近の我が家での朝の光景。

6時に長男を起こし始め、5分、10分と声をかけたりゆすったり、掛け布団を剥がしたり試みるもギャーギャー不機嫌になるのに嫌気がさして一旦は諦め、6時15分に再トライ。だいたいの場合は6時半のタイムリミットて改めて叩き起こし、眠い・寒いと喚くのを暖房の効いたリビングへ連れてくる。丸くなって寝続けるのを指摘すれば「わかってる!」と怒鳴られる。

ふう。

ご飯を何とか食べ始めるも、足りない、もっと食べるものが欲しい。追加で何か準備して出してもお望みのものでなければ「これはいらない」と差し戻され「なら食べなくていい!」というやり取りがあり、カバンの準備、歯磨き、薬を飲む、鯉に餌やる、とボーッとしているのを促す度に「うーるーさーいー」「わかってる!」「言わなくていいー」と叫ばれる。

カバンの準備で困れば「お母さんきーて!」と呼び出され、やり残しの勉強含めてやることが何とか終わると毛布をかぶってまた寝る。タイマーかけて寝るのよ、といえば「わかってる!」だし、家を出る時間が来ても起きないので起こすとこれまたお察しの通りキレられる。

何なんだこれ?私はサンドバッグか?と最近ふと朝の時間の自分の姿を客観視して思う。会社ならパワハラだし、店舗ならカスハラ。子供だからコドハラ?とでも言いたいくらい。

放っておいてみたこともあるし、朝ごはんもいつのまにか長男が「大」好きなものばかり。Switchで釣れていた時期もある。順番を変えてみたりもした。数ヶ月前は調子が良かった(↓の記事)ので、今は悪い時期。三歩進んで二歩下がる。分かってる。でもね、お母さんしんどいよ、こんなふうに言われる日が続いたら。

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そう思って、夜、長男の仕上げ歯磨きをしながら思い切って再現してみた。あなたはこんなふうになってるのよ、朝、と。返ってきたのは、

え、覚えてない。そうなの、マジで?

という反応。

え、覚えてないの?ほんとに?(隣で笑い転げている妹に)いつもこんな感じだよね?

と確認する。そうか、覚えてないのか。。そうなのかーーー。そこには色々な示唆が含まれる。その話は長くなるので別の機会にするとして、本人とのその後のやりとり。

覚えてないなら、動画に撮ってあげようか?きっとお母さんが可哀想になるよ。

ちょっと見てみたいけど・・・。じゃあ、撮って、僕がみたら削除してね。

オッケー!

ということで、翌朝、スマホカメラを回した。結果論、スマホで撮られてる意識から、悪口雑言はなく、母は比較的心穏やかに朝の時間を過ごすことができた。

何だかなー。肩透かしというか、ハラスメントじゃんかこれ、と感じていたこと自体がアホらしくなると言うか。こんなことばかり。私が腹立てても仕方ないんだよね、結局。人間だからそう簡単に無にはなれないんだけど。

※長男の名誉を考えるとこんな詳らかに書きたくないけど、誰かのお役に立てるなら、というのと、記録は記録なので、書いておくことにしました。

通級指導教室最終日

3年生、4年生と2年間通った横浜市の通級指導教室も、5年生から市外へ引っ越すので、卒業です。長男は2年間、休むことなく通級指導教室に通うことができ、先生方の温かいサポートのおかげで2年間で大きく成長しました。

学校の授業中など、じっとしている時間が苦痛で、好き勝手に振舞い授業に参加しようという姿勢の見られなかった3年生の前半頃。それが今は、多少辛くても席について先生の話を聞こうとし、他の生徒と同じように授業に参加しようとしている。(公文と父との家庭学習の甲斐あり、授業に全くついて行けない状態も回避できている。)友達との関係においても、距離の取り方を考え、悩み、失敗もするけれど彼なりの振舞い方を身に着けつつある。3年生の頃は、漠然と学校での共同生活がうまく行かない、であったところから、服薬でADHDが抑えられていることにも助けられ、今ではぶつかる壁の解像度が上がり、自分にとっての課題が何で、それを克服するためにどうしたらよいか、というところで悩んでいる。

本人も成長したし、そういう子供の成長のステップに気づくことができている私も、成長したんだな、と実感する2年間でした。

横浜市の通級指導教室では、子供が指導を受けている間、保護者も別の部屋に集まって、保護者担当の先生や他の保護者の皆さんと懇談する時間を持ちます。子供の成長についてや家庭の悩み、学校でのことなど、通っている子供に関わる色々なことを話し、共感しあったり、経験をシェアしたり、先生からアドバイスをいただいたりと、保護者にとっても学びの多い時間です。このブログでも、通級指導教室の先生に助けられたという話が何度も出てきているのも、こういう時間を持つ仕組みがあるからで、私だけでなく、多くの保護者の皆さんにとって、この時間がとても大事な時間になっていると思っています。

通級指導教室が終わってしまうと、子供を支える者どうしが話をできる場がなくなってしまうことが、私自身は一番寂しく、これからどこで悩みを相談したら良いのだろう、と自分の心のケアに気を配る必要性を感じます。新たな私自身の居場所を見つけないといけないですね。

そんな大好きな、通級指導教室と先生方に改めて感謝したいと思います。本当にありがとうございました。

いらいら鬼、だらだら鬼、めんどくさい鬼

節分だってことで、自分の中のどんな鬼に困っていて、どれを退治したいか?ということを通級指導教室で考えたらしい。プリントにいろいろな鬼が列挙されていて、自分に当てはまるものに丸をする。そしてその中から一番困っている鬼に対してどうやったら退治できるかを考えよう、というもの。

本人が選んだのは、いらいら鬼、だらだら鬼、めんどくさい鬼。

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(イラストはChat GPTにて生成)

めんどくさい鬼は勉強中に現れることが多いそうで、現れると勉強担当のお父さんに怒られる、というのが悩みの種だという。それをお父さんに知られたくない、という思いもあるようで父との勉強時間への複雑な心境がうかがえる。だらだら鬼はちょっと暇ができたらまず現れる鬼。本人からの説明がなくとも、ゴロゴロ癖があるので母としても異論なし。そして、いらいら鬼。これが一番困っている鬼だそうで、頻繁に現れるわけではないものの、「イラッ」が閾値を超えてしまうと現れて、現れたら退治ができないとのこと。その結果、手が出てしまったりするというのが本人の分析で、「なるほどね、よくわかってるじゃん、自分のこと。」と母も思う。

通級の先生からのアドバイスは、「退治できなくてもいい。現れたら去るまで待とう。」というもの。深呼吸、10数える、など、待っている間に気持ちを落ち着ける自分なりの方法を見つけて鬼が立ち去るのを待つ。

4月から新しい小学校。通級でやったこの課題から、本人も、学校でイラッとして手が出てしまう状況を何とかしたい、と思っていることがよく伝わってきた。学校でのトラブルも心なしか減っているような気がするし、本人が真剣に何とかしたいと自分と向き合い、葛藤し、頑張っているなら、私はしばらくそっとしておこう。

大きな決断。引っ越し

唐突ですが、引っ越すことにしました。

過去の投稿でも、長男の居場所が・・・という話をしてきました。3年生の時から学校の先生とコミュニケーションを重ね、今の担任の先生も本人と向き合う時間を持てるよう努めて下さり、加えて、本人の成長と頑張りもあって、今の学校との関係は決して悪い状態ではありません。本人も比較的前向きに学校に通えていますし、お友達とのプチトラブルは後を絶たないようですが、悪い状態ではない。周りの「人」の協力を得て整えていく部分は、理解ある学校の先生方や通級の先生方などの助けを借りて、だいぶ改善されました。ただ感謝の一言です。

でも、長男の通う小学校は一学年7クラスのマンモス校。去年は給食室の増築工事を実施し、今は教室が足りなくなって校舎を増築工事中。その結果校庭は狭くなる。もちろん、校庭、体育館や音楽室、図書室、図工室、プール・・・などは他の学校とおなじく1つずつ。休み時間に校庭で遊べるのは割り当てられた学年だけ。運動会は校庭が狭すぎるので外部会場を借りて実施。書いているだけでも息が詰まります。

このまま中学校に行っても、校区の中学校は先日増築工事をやはり実施していて、同じく超マンモス校。

もっと遊び(余白という意味での)のある、のびのびとおおらかで、余裕のある場所に環境を変えたい・・・。長男に聴覚過敏があることを考えると、人も車も交通量が少なく、静かな環境がいいのではないか・・・。

今の家は、夫や私の通勤の便が良く、将来子供たちが電車通学をするようになれば、選択肢が豊富、という切り口で探したので、都心への便が良い立地にあります。でもコロナ禍を経て、必要な時はリモートワークができるし、買い物だって、食料品さえ家の近所で調達できれば、必要なものは何でもネットで手に入る。

引っ越しは今日明日ですぐにできるものでもないし、子供の成長はあっという間。決断は早い方がいい。学校との関係のことでモヤモヤしていた2年前の夏頃から、私の中でそんな思いがありました。その時は夫に話をしてみても、家族としてはメリットよりもデメリットが多いと感じたようです。それが、夫自身が本格的に農業をすることを考え始めた冬ぐらいに一変。
確かに何事もひとつの目的で行動に移すのはリスクも大きい。けれど、長男にとって良いと思われる環境を手に入れることができ、夫の農業の夢も実現できる、ということなら悪くない。そこにもう一つ、私も若いころからの夢だった古家のフルリノベーションをできるなら、という注文をつけて、築50年超の「古家」探しを始めました。小田原市であれば、私は勤務先へ今とそう変わらない所要時間で通勤でき、リスクも最小限になります。そうして、1年少し前に、富士山の見える小田原市のはずれに移ることを決心しました。

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次小学生になる妹がいるので、ちょうどそのタイミングに合わせて3月に引っ越す予定です。

新しい環境へ適合することに少なからずストレスを要する長男の、新生活の滑り出しをいかにスムーズにしてあげられるか。それは私たちの腕の見せ所とも言えます。その話はそれだけでも長くなりそうなので、また別の機会に・・・。

 

なお、学校が居場所になるか?問題については↓に書いています。

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夏休みの宿題。読書感想文。

苦手要素が折り重なる読書感想文が苦手です。

・感情移入が苦手

・感じたことがあっても記憶にとどまらない。

・感じたことの言語化が苦手

・言語化できても字を書くのが苦手

本読むことは好きなのに、三重苦ならぬ四重苦です。

今年(四年生)の夏休み、そんな彼にできる読書感想文の書き方を考えました。

ファーストステップ、私も同じ本を読む。そして、私の質問に答える形でどんなシーンが面白かったか、それはなぜか、登場人物はどんな人が出てくるか、その中で興味を持った人は誰か、などを話してもらう。

それを録音しておく。文字起こしをしてもらって、AIに「えーっとー」「あのー」「うーん」と言った無駄な言葉を削除してもらう。いとも簡単にスッキリした文章に。読書感想文風に整えて、とAIにお願いすると、まぁなんともそれらしいアウトプットが出てくる。その結果を父親に聞いてもらい、分かりにくいところを補足したり、段落の順番を整えたりして出来上がり。それをタブレットで提出して宿題完了!

背景の説明がやや不足したりしているものの、まぁ、それなりになんとなく形になった気がしています。本人の素直な感想がそのまま表現されていて、今の彼の状況から考えると上出来。母は至って満足。本人も納得。

だったのですが。。

その話を通級指導教室の先生にしたところ、それもありだけど、HOW TOを覚えてしまえば上手な感想文が書けるし、世の中には嫌でもとにかくやって点数を取っていかなくてはならない場面もある。中学生になったら内申点が悪ければ行きたい高校に行けない訳で、そういうことも少しずつ教えてあげなくてはならない年齢かもしれないですね〜。

と言われてしまいました。とにかくやり方を教えられるのが嫌いな長男。分数の割り算は「÷」の後の分数の上下をひっくり返して掛け算。というのですら、教えられるのは嫌。これ、教えてもらわないでどうするの?と言う次元。筆算のやり方もそう。バスケも好きだけど我流が良くて、教えられるのは嫌。走るのが早くなりたいと言うから、早く走るコツを大学陸上部で選手だった親戚に教えてもらったら?と言っても興味ナシ。いやいや、先人達が築いてきたものは使わせてもらった方が早いって。。これからますます勉強も難しくなるし、どうしたらいいのかなぁ、と頭を抱えてます笑

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※この画像もAIに描いてもらった

悔しいという感情が芽生えるには

先日、年長の妹の保育園の運動会に行ってきました。年少、年中、年長それぞれの在園児チームと、保護者チームや先生チーム、きょうだいチームでの、トーナメント形式のドッチボール大会が一つの目玉企画でした。先生チームを撃破して決勝まで勝ち上がった年長チーム。決勝戦の相手は年少クラスのパパチーム。立ってる姿からイカついパパ達相手に真剣勝負。顔つきもいつもと違ってキリッとした年長さんたち。その姿に子供達の成長を感じました。

真剣勝負で挑むも結果は惜敗。善戦しただけに悔しかったようで運動会が終わって私のところへやって来た娘は悔し涙を堪えていました。

そうかぁ。悔しいって気持ちを抱くようになって来たんだなぁ。そしてそれを運動会が終わるまで堪えていたんだなぁ、と成長に目を細めた訳ですが、翻って長男は?という疑問も湧いて来ました。

かねがね悔しいという感情が希薄だと感じてきたので、悔しそうなそぶりを見せたときのことはよく覚えています。記憶にあるのは三回ほど。一回目は妹が縄跳40回跳べたと聞いた時。1人で静かに階下に行って、縄跳びの練習をしていました(当時本人は20回くらいが限度だった)。二回目はスイミングでお友達が先に進級してしまった時。でもこれは所謂悔しいではなく「一緒のクラスでは無くなってしまって寂しい」という気持ちの方が大きいように見受けました。三回目は自分が興味を持てずに譲ったブレイブボードを妹があっという間に乗りこなし始めた時。僕もやりたいというので、その後何度か一緒に練習してみたものの、あっという間に諦めていました。縄跳びもその後促しても練習しようとはしないので、闇練で早々に諦めていたのかもしれません。

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悔しいと感じるにはその前提として、打ち込んでいること(気持ちが入っていること)が必要だと思います。学校の成績も、授業にほとんど参加しなかった去年までは、興味なし。今年は少し頑張っているので、上がれば「嬉しい」とは思うようですが、良くないから「悔しい」とはなりません。公文も頑張ってはいますが、とりあえず先に進みたいけれど、進めなかったからと言ってべつにという感じです。多分今本人が一番頑張っているのはスイミング。それでも悔しい、より残念・寂しいなのか・・・。

以前「ちゃんと」できない理由を、認知と行動のステップに分けて話をしたことがありました(↓)が、ここでも再びちょっと分解をしてみようと思います。

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悔しい気持ちが相手に伝わるまでには、これもまたいくつかのステップがあるように思います。

①対象の事柄に打ち込む

②打ち込んでやった結果に期待をする

③期待値と実際の結果の差分を認知する

④差分を評価し、自己のこれまでの打ち込み方に照らして「悔しい」という感情が起こる

⑤起こった自分の感情に気づく

⑥気づいた感情を表現する

長男の苦手ポイントはどこなのだろう・・・?①は感情移入が苦手なので得意とは言えなさそうだけど、全く打ち込まない訳ではない。③はできそうだけど、もしかしたら想像力が弱めなので②は苦手かもしれない。⑤⑥も苦手なりにできそう。④は得手不得手の問題ではなく感受性の問題か?

悔しいという気持ちは皆が皆経験しなくてももしかしたら良いものなのかもしれません。でも、悔しさは成長における大きな推進力になりうることも事実です。悔しさを感じる力が弱いのだとすると、伸ばしてあげるのもまた難しい・・・。今度ドクターに相談してみようかな・・・。

ハード対策からの。。。いろいろ良かったのかも。

先日、登校中に二年生のお子さんにちょっかいを出してトラブルになって。。と言う話を書きました(↓)。学校から保護者の登校中の「見守り」を要請されたという件です。

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通級の先生にも相談をして、一旦時間をずらすことにしました。言わばハード対策。誰でも彼でもちょっかいを出すわけではないので、本人が行動をコントロールできなくても、会わなければ問題行動は起こらないはず。

これ以上早く来てはいけないという時間を目指して家を出る。これが割とうまくいっていて、教室に着くと他の生徒は殆ど来ていないけれど、担任の先生はいる、という状況で、先生と個別に話す時間を作りやすくなったようです。

加えて父親とやりあう時間を角を立てずに減らせるのは一石二鳥でした。朝の勉強が少しライトになったことで、ストレスが軽減されたのか、朝の時間に親子喧嘩に近い言い争いをしている場面が減ったように思います。

そして、この影響か全く不明ですが、ここ1か月ほど、朝、起きられるようになってきたのです!今までは、起こしに行ってもまぁ100%起きず、起きないだけでなくヒステリーを起こし、朝の忙しい時間なので、私もずっと横にへばりついているわけも行かないので、5分~10分おきに声をかけるも、毎回毎回わめかれ、母もげんなりして、最後の最後は6時半に不機嫌極まりない本人をベッドから引きずり下ろし、母は一日のエネルギーの半分くらいを使った気持ちになって長男が起きてくる、起きてからも全く着替えずゴロゴロし続ける、という状態だったのですが、スパッと起きるのは難しくても、ヒステリーを起こすことなく、必死で眠気と格闘して起きようと努力するようになってきたのです。同じ30分を長男を起こすことに費やしても、気持ちのよさが違います。

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続くことを祈るばかりです。