なんくるない 〜たくさん話して一緒に考えて〜

我が家の長男、なんか他の子供と違うかも。成長がゆっくりなのかも。と思ってから今日までの日々の記録

理想と現実の狭間で…

最近の長男に顕著だと感じるのは、何か少し難しい(難しそうな)ことにチャレンジすることことを嫌がること。どうやら、理想が高く、思うようにできない自分が嫌みたいなのです。。

スポーツも勉強もなんでもそう。見るからに自分にもできる!と思えることは率先してやりますが、そうでないと一気にやる気ダウン⤵︎。そんな時は体育も習っているバスケの練習も見学。ドリルもテストもやらない。他の人がやってたら、とりあえず一緒にやってみたって良さそうなものですが、彼は彼の理想とするレベルでできないと思ったらやらない。

何でも練習しなきゃ出来るようにならないよ、と、4歳の頃毎朝5時半に起きて自転車の朝練をして乗れるようになった時の話を持ち出して諭しても、効果はなし。私としては、何が原因でいつからこんなになっちゃったのかしら。。と思います。

長男が赤ちゃんの頃から、人と比較することはなるべくするまい、と気をつけて来たつもりでしたし、3月生まれの彼のペースでの成長をサポートして来たつもりです。〇〇できなきゃダメ、とか、□□さんはすごい!とか偉い!とか言った覚えもない。何か一生懸命やってできるようになった時は、一緒に喜んできたつもりです。

親が多くを期待するとプレッシャーだろうと思って、子育て支援拠点の人などとも沢山話して知恵をもらい、なるべく私は肩の力を抜いて、長男らしさを楽しみながら育てて来たつもりです。

保育園も子供一人一人を大事にしてくれる保育園で、トイトレもそれぞれのタイミングで、お箸を使い始めるのも出来る人から、縄跳びや鉄棒なども、目標は各人が先生と相談して決めてそれに向かって頑張る、というスタンスの保育園でした。

なのにどうして????と思うけれど、子育ては思い通りにならないことを改めて痛感。

小学校に進学して、全員に共通する目標が提示されて(テストは100点が満点、縄跳びカードには回数があらかじめ書いてあってそこを目指す、バスケの練習も全員で何回シュートが入れば次のメニュー、のように)、提示された目標に対してどのくらい出来るか、ということが問われることが増えたように思います。3月生まれのハンデもありつつ、彼なりに頑張りたい気持ちはあるのに、「彼なり」を受け入れてもらいにくい、あるいは受け入れてもらっていることを感じにくい仕組みになってしまっているように思えてならない今日この頃です。

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