長男が小2の夏頃から、横浜市のソーシャルワーカーさんに、定期的に相談に乗っていただいています。横浜市総合リハビリセンターの発達外来の入り口はソーシャルワーカーの方との面談なのですが、担当して下さった方がとても良い方で、発達外来を受診するかどうか以前にこの方と継続してお話ししたいと思ったことがきっかけです。発達に特性のありそうな長男をどうサポートしていけば良いか、ということを家庭だけで考えていてだいぶ行き詰まっていたので、多くの事例を知っていらっしゃるソーシャルワーカーさんにアドバイスをいただき風穴を開けたかったのです。
今までの一番の気づきは、学校にどこまでサポートしてもらえるかを相談したら良い、とアドバイスいただいたこと。
夫婦共働きで、子供と一緒に過ごせる時間は週末と平日の数時間のみ。一緒にいる時間にいくらサポートして少し前に進んだかな、と思っても、学校ではサポート体制がなく「二歩進んでは三歩下がって」いて改善どころか、学校での問題行動が増え居場所がどんどんなくなっているように感じていました。そんな中、学校のちょっとしたサポートで変わる部分もあると思うし、学校に何が出来るかを相談してみてはどうですか?アドバイスをくださいました。学校が一人の子供のために何かしてれるなんて考えたこともなく、学校からお電話がある時などに少し相談をしていたのみ。強く働きかけることを勧めていただけたのは大きな後押しでした。
実際に学校がしてくださるようになったサポートは別途書きたいと思いますが、まずそもそも、先生方とコミュニケーションを「重ねる」ことができるようになったことがとてもありがたく、担任の先生も長男を気にかけて下さるようになり、少なくとも二歩進んで三歩下がることはなくなったと感じています。コミュニケーションを「重ねる」ことの成果は、少しずつ出始め、少しずつ良い方向に向き始めているように思います。もうすぐ担任の先生も変わるので油断禁物ですが、本当に感謝しています。
ソーシャルワーカーさんとの時間は、それ以外にも、その日を一つの区切りとして客観的に長男の変化を捉える時間であり、二回目からは夫婦で相談に行っているので、夫婦の認識の合っている部分と異なっている部分を浮き彫りにする時間でもあり、私自身の役割を再認識することにもつながるとても大事な時間です。毎回お話しするたびに、少し雲が晴れたような気持ちになり、前向きに向き合うことができています。
重ね重ね、感謝です。