長男が保育園の年少の時のこと。なんでも出来て優しい年長組のお兄さんが大好きで、その中に家が近いYくんというお兄さんが一人いました。
たまたま親のお迎えのタイミングが一緒になると、一緒に帰れるのが嬉しくて、バス停まで歩く道も追いかけっこをするのが常。でもまだまだ年少ですから、マジックテープの靴を履くのだってそれなりに大変です。いつも、Yくんに待ってもらっていました。先に靴を履いて外に出てしまうYくんに
「まってー!」
でも、立ち上がって「まってー」と叫んでいる間、手は止まってしまうわ、モタモタしてる間に帰っていく他のお兄さんお姉さんに気を取られるわ、で益々時間がかかってしまう。。
親は、(そう言ってる間に履けばいいのに。。)と思いつつ、(ま、ウチの子もきっと年長になればパパッと履けるようになるんだわ。)とYくんを眩しく見つめていたのでした。
でも結局、卒園するまで、パパッと履けるようにはなりませんでした。年少や年中のお友達に追い越されても焦る様子もなく、いたってマイペース。
保育園が大好きだったので、先生たちとおしゃべりなんかしちゃって、家よりも保育園の方が良いのかしら。。保育園に行くのがいやで泣く子もいるのに、なんて幸せなやつだ。と思っていました笑
今思い返せばね、ちょっとだけ、その時から発達に特性があったんだと思います。情緒のコントロールが苦手、という。